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アメリカのTV番組の年間ベストテンが発表されました。
トップはやっぱりアメリカンアイドルで、大人気の審査員サイモンは、アメリカのTVセレブの所得番付の3位にまでなっています。毎年大人気でもう6回目の番組ですが、さすがに今年は去年より0.4％率を下げたとのこと。来年も同じパターンでやるのか、手法を変えてくるのか、気になる所ではありますね。


1位.アメリカン・アイドル(結果発表篇)　ＦＯＸ(17.3％)

アメリカで放映6年目を迎えた勝ち抜き歌合戦アメリカン・アイドルの結果発表篇。番組では各地方予選を勝ち抜いてきたファイナリストたちが、毎週一人ずつ視聴者投票によって落とされていく。2007年は若干17歳のジョーダン･スパークスがブレイク・ルイスを破って優勝した。

2位.アメリカン・アイドル(コンテスト篇)　ＦＯＸ(16.6％)

アメリカン・アイドルのコンテスト篇。出場者が一人ひとりパフォーマンスするコンテスト篇寄り、投票結果篇が視聴率が高いのが番組の性格を表しているのかもしれない。

視聴率、投票数ともにお化け番組であるが、6年目の2007年はちょっとマンネリ感も。7年目をどう変えてくるのか、変えないのかが注目されている。



3位.ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(コンテスト篇)　ＡＢＣ(13.2％)

セレブリティとプロのダンサーにペアを組ませ、勝ち抜きでボールルーム・ダンスの勝負を決めるリアリティ・ショウの第5シーズン。オリジナルはイギリスＢＢＣのストリクトリー・カム・ダンシングで、日本のシャル・ウィー・ダンスをはじめ、30カ国以上で各国版が放映されている。




4位.ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(結果発表篇)　(12.2％)

コンテスト篇の翌日に放映される結果発表篇。結果は審査員から与えられた得点と、視聴者の電話やインターネットによる投票の合計点で決められる。毎週最下位得点のペアが脱落し、最後は一組だけがチャンピオンとして残る。
秋篇で優勝したのはカーレーサーエリオ･カストロネベスとプロダンサージュリアン･ホーのペア。ジュリアンは春篇では日系ニ世のスピードスケート選手アポロ・アントン・オーノとペアを組んで優勝した。




5位.サンデーナイトフットボール　ＮＢＣ(10.2％)

アメリカの国技ともいえるアメリカンフットボールのプロリーグＮＦＬの試合(録画)を毎週日曜日の夜に放映。アメリカの男の子(おじさんも)はみんなこれを見るので、人気の試合が放映できるよう、放映権をめぐりテレビ局間で様々な駆け引きが行われる。ＮＢＣは2006年より2011年までのサンデーナイト、開幕戦、ワイルドカードプレイオフ（2試合）、および2009年（第43回）と2012年（第46回）のスーパーボウルの放映権を36億ドルで獲得したと推定されている。

6位.CSI科学捜査班　ＣＢＳ(10.1％)

次々起こる難事件を最新科学を駆使して、現場証拠から犯人及び犯行過程を解明していく、エミー賞受賞作。アメリカでは、『ER緊急救命室』、『フレンズ』を抜いて視聴率No.1になり、その好調さを示すように『CSI:マイアミ』、『CSI:ニューヨーク』と2作のスピンオフ作品が発表されている番組の第8シーズン。




7位.グレイズアナトミー 恋の解剖学　ＡＢＣ(9.2％)

エミー賞とゴールデングローブ賞を獲得した医療ドラマの第4シーズン。初年度は人気番組デスパレートな妻たちの後に放映されたこともあって、すぐにに人気となった。
現在はＣＳＩの裏番組として放映されていて、視聴率を争っている。



8位.サマンサ Who？　ＡＢＣ(9.2％)

交通事故で記憶喪失になってしまった元性悪女サマンサが、過去を変え人生を立て直して行く様を描くコメディ。コメディが不振だった近年のアメリカTV界で、登場していきなりコメディ番組の視聴率トップに躍り出た。




9位.Ｄｒ．ＨＯＵＳＥ　ＦＯＸ(9.0％)

医者としての腕は高いが一匹狼で捻くれ者の医師・ハウスとそのチームが、他の医師が解明出来なかった病の原因をそれぞれの能力を生かして突き止めていく姿を描く医療ドラマの第3シーズン。アメリカ・ニュージャージー州プリンストンにある架空のプレインズボロ教育病院が舞台となっている。日本では「US版ブラック・ジャック」というキャッチコピーが付いている。

10位.ＣＳＩ：マイアミ　ＣＢＳ(8.9％)

この週2位のＣＳＩ科学捜査班のスピンオフ番組。フロリダ州マイアミを舞台に、最新科学を駆使した鑑識捜査を用いて凶悪犯罪に挑む、マイアミ・デイド郡警察・科学捜査班(Crime Scene Investigation)の活躍を描く。

（データ　ニールセン）