kaigai-marketing2008-06-25

調査会社ミルウォード ブラウン オプティマイザー(米国)と
中華ブランド戦略評価センター(中国)ではそれぞれ、ブランド価値を
市場評価や消費者調査より独自の方法で算出しています。
世界と中国でのブランド価値を並べてご紹介します。


【世界の飲料ブランド価値ランキング】
1位.コカ・コーラ 4兆8,300億円
2位.ペプシ 1兆3,600億円 
3位.ダイエットコーク/コカコーラライト 1兆2,600億円
4位.ファンタ 3,900億円
5位.スプライト 3,300億円
6位.ドクター.ペッパー 3,000億円
7位.ダイエットペプシ 2,600億円
8位.マウンテンデュー 2,500億円
9位.ネスティー 1,400億円
10位.セブンアップ 1,260億円

(ミルウォード ブラウン オプティマイザー)


【中国の飲料ブランド価値ランキング】
1位.可口可楽 (コカ・コーラ) 6,400億円
2位.百事可楽 (ペプシ) 5,700億円
3位.伊利牛乳 (イーリー牛乳) 2,400億円
4位.蒙牛牛乳 (マンニュウ牛乳) 2,400億円
5位.匯源果汁 (フイユェン果汁) 1,800億円
6位.光明牛乳 (光明牛乳) 1,700億円
7位.雪碧 (スプライト) 1,300億円
8位.康師傅茶飲料 (カンシーフ茶飲料) 730億円
9位.雀巣 (ネスレ) 490億円
10位.哇哈哈 (ワハハ) 650億円
 
(中華ブランド戦略評価センター)



カテゴリーを越えて、世界の全ブランドで一位になったのは今年も
グーグルで、価値は約9兆円。3年連続の1位獲得で今年は前年比+30%
というすごい勢いで成長しています。


飲料ブランドTop10では、コカ・コーラ社のブランドが4つ、ペプシコ
社のブランドが5つと、世界のTop10をこの2社がほぼ占領しています。


調査機関が違いますが、中国でのブランド価値は、コカ・コーラ
全世界の13%、ペプシは4割以上になっている計算になります。
また、中国飲料ブランドで上位を占める牛乳やヨーグルト飲料などの
乳性飲料は、健康志向の広がりにより、中国では急成長中のカテゴリー
です。


中国で10位のワハハは、ミネラルウォーターなど販売しています。
中国でブランド価値を得るなら、栄養飲料や健康志向飲料が狙い目の
ようです。日本発ブランドで50位以内にあるのは、三得利(サントリー)
90億円 力保健(リポビタン) 37億円 麒麟(キリン) 31億円です。


(中国データ分析協力:ビオングループ)