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産業調査のIBISワールド(米国)がまとめた、求人数と給料の伸びが
大きい10の産業のリストです。


1位.VoIP (インターネット上で音声をやりとりする技術)
2位.ファッション デザインサービス
3位.橋梁&トンネル建築業
4位.フィジカル セラピスト
5位.インテリア デザイナー
6位.ホームオフィス設備業
7位.シニア用ケアハウス
8位.救急医療ケア
9位.ITサポート
10位.オープンエンド投資ファンド



(IBISワールド)


1位のVoIPは、社内LANを使った内線電話や、スカイプなどのIP電話
すでに相当普及していますが、家庭へのブロードバンド導入の伸びや
技術革新につれてまだまだ求人は伸び、2012年まで年平均19.4%ベース
で成長すると予測されています。


消費者の成熟化、高齢化が進むことで、より統一感のあるファッション
や洗練されたインテリアデザインへのニーズが高まり、ファッション
デザイナー(2位)やインテリアデザイナー(5位)の雇用が増えています。
ホームオフィス設備業(6位)も、バスルームにサウナを加えを豪華に
したり、ハイテクのモダンリビングにするトレンドに乗っています。
シニア用ケアハウス(7位)や救急医療ケア(8位)の雇用も増加傾向です。


3位の橋梁&トンネル建設業は、老朽化していく橋やトンネルの再建の
ため、今後ますます雇用が増加していく職種と予想されています。
去年8月のミネアポリスの橋崩落のような事故が、2度と起きないよう、
人がうまく集まることを祈るばかりですね。