GM ビュイック ランデブー

経済誌フォーブスでは毎年、自動車の各モデルの死亡事故率や、米国
の公的な機関の衝突試験の結果を元に、危険な車のランキングを発表
しています。

1位.GM ビュイック ランデブー 4ドアSUV
2位.フォード レンジャー マツダ Bシリーズ
3位.日産フロンティア
4位.フォード エスケープ マーキュリー マリナー
5位.トヨタ ヤリス (=ヴィッツ)
6位.現代自動車 アクセント
7位.トヨタ マトリックス ポンティアックヴァイブ
8位.起亜自動車 リオ
9位.シボレー アヴェオ
10位.スズキ レノ フォレンツァ

(フォーブス)


1位のGM ビュイック ランデブーは、タイガーウッズの広告で新しい
ファン層を獲得したとのことですが、危険度のスコアは平均100に対し
161で、これは51の現代自動車アントラージュや起亜自動車セドナミニ
バンに較べて、3倍以上になります。


危険率は、横からの衝撃への備えの劣るモデルほど高く出ます。これは
後ろから追突された時の鞭打ちより、横からの衝撃による頭部損傷が
死亡事故へとつながりやすいからとのことです。サイドカーテンバッグ
が標準装備となれば、横からの衝突による事故の死亡率を45%下げると
予測されています。


また、車体の大きな自動車ほど死亡率は低いと一般に考えられています
が、これは複数の車の事故に巻き込まれた時に限ります。居眠り運転や
急な飛び出しを避けようとしたなどの単独の事故の場合、大きな車は
車体が制御しにくく、横転しやすく、43%が死亡事故につながっている
とのことです。