マンガ



2008年の最新のランキングデータは⇒こちらに掲載されています。


ガイジンオタクとひとくくりで考えがちですが、お国柄で好まれるジャパンアニメ、日本マンガもずいぶん変わります。

アメリではポケモンNarutoフルーツバスケットなど、単純明快で明るいトーンのものが好まれるようですね。

イギリスでは宮崎駿が大人気。1917年から順に日本アニメを紐解く辞典やMangaの書き方も売れています。そのうち、日本のアニメを研究し尽くした宮崎風アニメがイギリスからやってくるのでしょうか。

ドイツではマンガの描き方を解説した本がよく売れています。それも美少女、美少年を描きたい人が多いようで。「ふたりエッチ」がランク入りしているのも特徴です。

フランスDeath Note神々の山嶺(いただき) 、シティハンターといった大人が読んでも面白いストーリー重視のマンガが少年少女向けに加え人気です。

中国ではカードキャプターさくらや、ポケモンといったかわいい絵の子供向けマンガのシリーズが人気。日本マンガを研究した本やマンガの描き方本もよく売れていますので、そのうち日本マンガのそっくりさんが中国から逆輸入されるかもしれませんね。

(アマゾン各国ベストセラー情報)

ランキングは⇒こちらのページで詳細を見ることができます。こちらのページでは、書籍の写真をクリックすると、英語版をアマゾンジャパンのページで見ることができます。
ドイツ語、フランス語、中国語版がご入用の場合は、お取り寄せいたしますので、どうぞお気軽にご依頼ください。翻訳や分析もいたします。


去年アメリカでは1468タイトル、フランスでは1152タイトルもの日本マンガが出版され、加えて海外の出版社は今や躍起になって自国人のマンガ作家を育てようとしているのだとか。
翻訳の販売より版権すべてを持てる自国マンガは、利益が大きいですからね。

そのせいか、各国の出版社のオリジナル制作の「マンガの描き方」的な本も、たくさん出版されとてもよく売れています。文字と絵の両方を使ってプロットを伝えるマンガは、文字だけの本とは別の、クリエイティブな読み書き文法の教材として、課外授業にも使われて
いると、アメリカの権威ある新聞ニューヨークタイムスにも紹介されました。(08年1月3日記事)

外国の子供たちが、日本漫画風の美少女・美少年をせっせと描いている所を想像するのはなかなか楽しいですね。
美少女は英語でShojo 美少年はBishieと言うことも英語マンガで知りました。外国語を使う時はボキャブラリー不足が課題ですが、英語マンガを読みこなせば、かなり表現豊かになれそうです。