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英国の人事コンサルタンシーECAインターナショナルが、
海外駐在員に調査した、住むのにふさわしい都市のベスト10です。
1位.シンガポール
2位.シドニー
3位.神戸
4位.メルボルン
5位.コペンハーゲン
6位.キャンベラ
7位.バンクーバー
8位.横浜
9位.ウエリントン
10位.ダブリン
(ECAインターナショナル)
シンガポールを1位に選んだのはアジア人駐在員で、ヨーロッパ人は
コペンハーゲンを1位にした他、スイスやドイツの都市を多く選んで
います。
海外支社が集中してる香港は15位、上海は78位と、駐在員の評価は
あまり高くありません。
逆に、神戸と横浜が、オーストラリアの3都市と共にトップ10に選ばれ
ました。仕事で住んでいる都市と、住みたい都市は違うんですね。
シンガポールはインフラが整い、安全で空気がきれいなことが1位の
理由ですが、別の調査では「ラグジュアリーな生活ができる」という
項目が、UAEに次いで2位になっています。
シンガポールに本社のあるアジアワイドフランチャイズの種房万美子
日本代表によれば、今やアジア経済の中心となっているシンガポール
は、近隣諸国からの安い労働力が豊富で、法人税は日本の半分以下
など、お金持ちがよりリッチに暮らせる都市とのことです。
物資が充実したシンガポールで今注目を集めるのは「文化」で、
日本の伝統や価値観、質の高い技術やサービスが、ビジネス投資の
対象としても注目を集めています。