Wikimedia Commons

オピニウムリサーチ(英国)ではイギリス人を対象に、自分の子供に
誰を尊敬するべきと教えているかをリサーチ。その意外な結果を
イギリスのメディアがさまざまに分析しています。


1位.自分のファミリー
2位.リチャード ブランソン(ヴァージングループ会長)
3位.イエス キリスト
4位.学校の先生
5位.ネルソン マンデラ(南アフリカ共和国政治家 反アパルトヘイト運動)
6位.ダイアナ妃
7位.ジェイミー オリバー(セレブリティシェフ)
8位.ウインストン チャーチル(1940-45年 英国首相)
9位.マーチン ルーサー キング(米国黒人公民権運動)
10位.ビル ゲイツ(マイクロソフト社創業者)

(オピニウムリサーチ)


今までこのような調査では、必ずサッカー選手のデビッド・ベッカム
がランクインしたのですが圏外に落ち、セレブリティ好きのイギリス人
にしては、ランクインしている有名人の数が少ないと言われています。


注目を集めたのは、ヴァージングループ会長のリチャード・ブランソンが
キリストを越える2位になったこと。彼はイギリスでは人気者でも嫌われ者
でもあるそうで、イギリス人は「嫌われてもいい、やり手のビジネスマンに
なるのだ」と子供に教えるようになってきたのでしょうか。


7位のジェイミー オリバーは、Naked Chef(裸のシェフ)として、英米
テレビ番組で有名になりましたが、イギリスの食育に取り組むようになり
政府の支援付きで学校給食の改革運動を行っています。


イエス・キリストを尊敬すべきと教える人は、18-34歳では55歳以上に
較べて半分以下で、これは2001年には72%の人がキリスト教を信仰して
いたのに、最近では半数以上のイギリス人が無宗教と回答する傾向を
反映していると分析されています。