ニューヨークのハロウィンパレードにて

10月31日は、カトリックの伝統行事で、お化けがこの世を訪れるとされる
ハロウィンの日です。北米ではすっかり仮装パーティーの日のようになっています。
全米小売業協会(NRF)の調査では、この経済状況下でもハロウィンの仮装
にかける費用は全米で5500億円と、前年を上回る伸びとのことです。
この日に仮装をするのは、大人だけでも5200万人との推計です。


1位.魔女
2位.海賊
3位.吸血鬼
4位.猫
5位.妖精
6位.ナース
7位.バットマン
8位.大統領選の候補者
9位.ゴースト
10位.エンジェル



(全米小売業協会(NRF))


ハロウィーンは、最近の経済状況への不安や先行き不明感を忘れて、楽しむ
ための絶好の機会と、アメリカでは小売業者も消費者も意気込んでいます。


家々を回る仮装した子供たちにお菓子を配ったり、お化けの形にくり抜いた
カボチャを飾ったり、仮装パレードやパーティーに参加したりと楽しみ方は
様々ですが、ハロウィーンに参加すると回答した人の数も、一人当たりの
衣装代も去年より増加しています。
クリスマス消費が全く期待できない中で、ハロウィーンだけは毎年規模を
大きくしています。


仮装は、伝統的にお化けや魔女が多いですが、今年はセクシー系に装うのが
人気です。
大統領選が間近ということもあり、街にはサラ・ペイリンやヒラリー・
クリントンがあふれるだろうとも言われています。