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トレンドハンターマガジンで特集した、2009年のトレンド予測の
トップ10をご紹介します。



1位.金融危機クチュール
2位.過去の名作映画や流行ファッションのリメイク&リビルド
3位.家具や家庭用品のコンパクト化
4位.政治とポップカルチャーのリミックス
5位.生き残った富裕層のための新成金アイテム
6位.60年代カルチャー
7位.プレハブ建築
8位.ロックスターごっこ (おもちゃのギターやゲームなど)
9位.ペットの人間化
10位.未来型デザインの伝統工芸品への浸透

(トレンドハンターマガジン)


トレンドハンターが蓄積した3万近くのトレンド情報や、世界の2万人以上
のレポーターからも、2009年は大きな変革の起こる年という予測と期待は
とても大きく出ています。


1位の金融危機クチュールとは、高級ファッションブランドすら手作りや
リサイクルのトレンドを取り入れ始めたという意味です。
エルメスが自社サイトで紹介しているケリーバッグの型紙や、ヴィヴィアン
エストウッドのカーテン地や廃材から制作したコレクションが例に挙がっています。
これは、趣味にお金をかけられないことから起こった都会でのガーデニング
(13位)や、DIY家内工業ブーム(19位)も反映した、最新のトレンドと
分析されています。
(思わず作ってみたくなる、自作用ケリーバッグの型紙はこちらです。
 http://lesailes.hermes.com/datas/modules/US/231_1229350134124/shared/pdf/kelly_francois_l.pdf


08年の大統領選では、オバマやサラ ペイリンの応援歌や風刺ビデオが
盛んに作られました。今後も政治的な動向がPOPミュージックやバイラル
ビデオ作りに大きく影響を与える傾向は続くと、4位になっています。


Changeを期待すると言っている割には、レトロ、リメイク礼賛や家にこもっての
手作りの傾向が強く出ている気がします。が、コンパクト化やリミックス
による多機能化は日本の得意とする所なので、2009年はトレンドセッター
になれるチャンスは大きそうです。