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アメリカでは、2008年年間の新車販売は-18%の大幅減で、ビッグスリー
など冗談でなく会社ごと無くなりそうな存亡の危機にありますが、
それでも売れている車はあります。調査会社モーガン&カンパニーインク
発表している各自動車ブランドの対前年伸び率を、降順にソートしました。


1位.BMW MINI
2位.スバル
3位.メルセデス
4位.フォルクスワーゲン
5位.ジャガー
6位.アウディ
7位.ホンダ
8位.起亜
9位.マツダ
10位.日産

(モーガン&カンパニーインク)


1位のBMW MINIは、もともと販売台数が54千台、シェア0.4%と
小さいのですが、このご時世で前年比+28.6%と信じられない程の
大きな伸びです。


2位のスバル(+0.3%)までが前年比プラスのブランドで、以下は3位の
メルセデス(-1.4%)から10位の日産(-10.9%)まで、全部前年比マイナス
となっています。
それでも、GMのSAAB(-34.7%)やクライスラー(-38.3%)に比べたら
まだましな数字と言えるでしょう。


ランキング上位にヨーロッパの高級車が、日本車を押しのけて入って
いるのがちょっと悔しくもあります。売れないご時世に売れるブランド
には、よっぽどの理由があってのことでしょう。
今こそ、それをじっくり分析するべき時かもしれませんね。