kaigai-marketing2009-06-25

イギリスの経済平和研究所では、世界の144ヶ国を、犯罪率や軍事費の
使用、近隣諸国との関係、国民の人権尊重などの23の指標で分析。
グローバルピースインデックスとして、得点とランキングを発表しています。


安全な国
1位.ニュージーランド
2位.デンマーク
2位.ノルウェイ
4位.アイスランド
5位.オーストリア
6位.スウェーデン
7位.日本 
8位.カナダ
9位.フィンランド
10位.スロベニア


危険な国
1位.イラク
2位.アフガニスタン
3位.ソマリア
4位.イスラエル
5位.スーダン
6位.コンゴ民主共和国
7位.チャド
8位.パキスタン
9位.ロシア
10位.ジンバブエ

グローバルピースインデックス


日本人はけっこう、自分の国は安全で平和だと自信を持っていると思い
ますが、実は今回は順位を二つも下げて世界で7番目になりました。
これは、国内の政治が不安定と指標に出たことが理由です。


比較的規模が小さくて政治的に安定し、民主主義を貫いている国が上位に
ランクされています。20位までの14カ国がヨーロッパの国々です。


イラクは三年連続で平和指標は世界最低となりました。日本からは大変
危険度が気になる北朝鮮ですが、131位と下から14番目で、136位のロシア
よりややましな評価です。


世界の経済に大きな影響を与えているアメリカは、この指標では83位と
真ん中より下のランクです。これは、銃の販売が許可されていること、
軍事力が巨大であること、テロの危険があることに加え、刑務所に収容
されている人の数が多いことも要因となっています。